#003 世界の農業 ”ベランダ菜園と生ゴミ”
みなさん
こんばんは。
今日は、家庭菜園と生ゴミのことをお伝えします。
世界中で大人気の家庭菜園ですが、実はとても大切な地域社会の循環機能を持っています。
私が昔、(バイオダイナミック)農業の勉強をしていたドイツでは、クラインガルテンという小さな畑をどの家庭も契約していて、台所の生ゴミや庭木の葉っぱを畑に戻していました。
また、勤めていたドイツ南部の園芸会社では、街中から落ち葉や(植物性の)生ゴミを行政と協力して堆肥にして、農作物を生産していました。最高級の野菜としてスイスに販売される野菜が、町の生ゴミで生産されるんです。(写真は、町の広場での有機物回収の様子)
日本では、生ゴミは毎日回収してくれないので、そとのゴミ袋に入れ次の回収日までまたなければなりませんね? 落ち葉も、ゴミ収集車に入れられ焼却炉で燃やされてしまいます。
落ち葉や生ゴミは、本当はとても大切な資源なのに、お金と手間をかけて燃やしてしまうのは勿体無いですね。でも、どうしたら。。。。
この写真をみてください!
これは、全部生ゴミを養分に育ったバラやハーブです。
ダラットのMaiさん(園芸の専門家)の庭です。
ベランダ菜園でも同じことができるんですよ。
また次回のコラムに、生ゴミによるベランダ菜園について書きますね。
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ご家庭でベランダ菜園を試してみませんか?
私たちの農場では、苗を育てる培養土も手作りしています。
もし興味がある人には、タネや培養土、苗などをプレゼントします。
プランターがなくても、空き箱などでも育てることはできます。
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